頭で走る
なぜなのか?という問いを常に持って取りくめ。というのが僕の座右の銘。
構造とか結果までのプロセスが大好物の人間なので、それを紐解く事がある意味趣味という変な性格だとよく言われる。
単に理屈っぽいだけなのかもしれないが。なので、どうでもいい事を掘り下げたりして、怒られたりするんだけどね。でも、気になるからしゃあないやん。
で、これがどう自転車に関係するのかって話。
先日、今年初の雨沢峠TTへ行った。結果だけ言うと22:47くらいだったと思う。stravaに残ってるログでの最高タイムが22:27くらいだったので今年初にしてはまぁまぁという感じのタイムだったようには思う。ただ、練習量とかを考えるとなぜ夏の期間より遅いのか?という疑問が残る。
TT自体は終始グダグダ。最初の1㎞区間で久しぶりの峠という事で心が折れて回すのを完全に止めた。これは心の問題。精神状態。実走で鍛えられるメンタリティを侮ってはいけないなと再認識できた。これは峠を繰り返し登る事で解決は出来そう。実際に甘えてられないなという思いでこの日は2本登った。2本目はオールシッティングで26分。
オールシッティングとかもやってみるもんだなと勾配が上がってもシッティングで進めるんだという考えが出来た。これは自分にとっては大きかった。
ただの経験と勾配毎のマネジメントという点では非常に大きかった。
それから数日後、とある敬愛するブロガーの方の記事のコメント欄に自分の考えを線にするヒントがあった。
『フレッシュ筋肉』という言葉だった。
今までの自分の走り方はというと勾配がきつくなるとダンシング(ほぼ立ち漕ぎ)、無理になるとシッティング。これは走ってるんじゃなくて、走らされてるなと。マネジメントが全くできてないな。考えて走ってない。
で、このフレッシュ筋肉というフレッシュな言葉が今まで言葉だけを知っていた休むダンシングや勾配毎のマネジメントという意味で大きく考えを変えてくれた。
まず、休むダンシングというのは休ませるダンシングなんだなと頭で理解できた。シッティングで使う筋肉をダンシングで休ませるというイメージだろうか。
勾配毎のマネジメントにしても今までは辛くなったらダンシング。勾配上がったらダンシングなんていう風にガムシャラに走っていた。筋肉を休ませる、呼吸を整える等考えて走ってみてはどうだろうかという疑問が出来た。
まだ考えでしかないが、このFMRを今後習得していきたい所存でござる。
FMRとはフレッシュ・マッスル・ライドの略で・・・なんてのは受け売りですが、試したい事が沢山出来て楽しみが増えたというのが今の気持ちです。
とにかく、モチベは高い!写真は今日行ったカトサイ横のクロワッサンたい焼き。
世界一好きなクロワッサンと好物のたい焼きのコラボ。うまくないわけないね。